タンパク質不足がもたらす身体への影響 実は水分不足の次にヤバい

「日本で1番高い山は?」と聞かれたら、多くの人が「富士山」と答えられるでしょう。

しかし、「2番目に高い山は?」と聞かれると、ほとんどの人は、答えに詰まってしまいます。

正解は、山梨県の「北岳(きただけ)」という南アルプスの山で、標高は3193mです。

 

それと同じく、「私たちの体を構成する1番の物質は何?」と聞かれると、多くの人が「水分」と答えられるでしょう。

私たちの体に1番多く存在する「水分」は、体の約60%から70%を占めると言われており、赤ちゃんの体に至っては約80%が水分でできているようです。

そして、その次に多いのが、実は「タンパク質」です。

人間の体の約18%は、タンパク質で構成されていて、筋肉や皮膚、内臓や血液の成分など、様々な形で体内に存在しています。

つまり、人間の体は、そのほとんどが「水分」と「タンパク質」によって成り立っているということです。

 

体内から水分が無くなるとどうなるのか

人間の体は、約70%の水分と約18%のタンパク質、約16%の脂肪、約6%のミネラルで構成されています。

このことから考えると、当然ですが「水分」はとても大切です。

2017年の12月下旬には、大阪市で高齢夫婦が入浴中に溺死し、その原因は熱中症だったという事件が起きました。

熱中症の多くは夏に発生しますが、実は、水分不足になりがちな冬でも発生しているのです。

 

人間は、体内の水分の2%が失われると、喉の渇きや運動能力の低下が起き、5%で頭痛や熱、10%で“けいれん”となり、20%以上失われると死んでしまいます。

熱中症による死亡事故が後を絶たないことから、厚生労働省では「健康のため水を飲もう推進運動」を進めており、病気や事故の予防活動を行なっています。

体内の水分が2%失われるだけでも、運動能力は低下します。

それにプラスして、体と脳は密接に繋がっているので、脳機能が低下して集中力や記憶力の欠如も起きてしまうのです。

脳が正しく働かなくなると、感情的になったり、イライラしてしまいやすくなるので、仕事やプライベートの質も下がります。

ですから、日常生活の質を高めるためにも、いつでもこまめに水分を摂るということが、本当に大切なんですね。

 

現代人が忘れがちなタンパク質不足

このように「水分不足」に関しては、国の機関やメディアなどがしっかりと注意喚起を行なっています。

しかし、「タンパク質不足」に関してはどうでしょうか。

厚生労働省の『国民健康・栄養調査』によると、日本人の「1日のタンパク質摂取量」は、40年間で10g以上も減少しています。

タンパク質は、私たち人間の皮膚や筋肉、髪の毛や血液中の物質の元となるものであり、タンパク質が足りていないと、しっかりとした細胞を作れません。

水分不足と違って、ただちに頭痛が起きたり、死んでしまったりするわけではないので、ほとんど見逃されがちですが、タンパク質不足は、明らかに体の劣化や老化を早めてしまいます。

具体的には、

・髪の毛がバサバサになる

・お肌のハリがなくなる

・筋力が低下する

・疲れやすい体になる

・代謝が悪くなる

・太りやすくなる

・集中力が衰える

・免疫力が低下する

・病気になりやすくなる

といったことが起きます。

 

食事を見直して若々しい体を

このように水分不足もタンパク質不足も、同じくらい体にとっては危険なのですが、「水分補給」は叫ばれる一方、「タンパク質補給」はあまり話題になりません。

まだまだ正しい知識が広がっていないのが現状です。

現代食は、パンやラーメンに代表されるように、糖質過多の食事が溢れています。

食事管理は、一部のアスリートだけがやるものという認識も強く、一般の方が真剣に取り組まれることは少ないかもしれません。

ですが、タンパク質不足は、事実として重大な問題です。

日本人の多くが、美肌になり、引き締まった体になり、エネルギッシュな心になれば、日本はもっと元気になるのではないでしょうか。

最初は、タンパク質を少し意識して食事するだけでも十分です。

少しずつ体が元気になってくることを感じられると思います。

タンパク質が多いのは、肉類、魚類、乳製品や大豆製品などです。

また、プロテインでタンパク質不足を補うという方法もあります。

参考記事↓↓

「タンパク質」は、人間の体にとって本当に大切な成分で、その摂取量は私たちの健康に直結する問題です。

ぜひ、「タンパク質」という栄養素を意識して食事するように心がけてみてください。

体の仕組みが根本から改善されるので、朝の目覚めがよくなり、楽しい1日を送れるようになるはずです。

 

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